Facilitation

Facilitationとは

ファシリテーションとは一般的によく言われるのは、「会議やミーティングなどの集団活動において、円滑な進行や成果を生み出すために、参加者の発言を促したり、意見を整理したり、合意形成をサポートしたりする一連の行動です。」とされているようで、比較的、狭義に会議ファシリテーションのことを差すことが多いです。

ファシリテーションの主な特徴は次のとおりです。

  • 参加者の発言を促すことで、多様な意見を理解・整理する
  • 重要なポイントを引き出し、議論を広げる
  • 議論を収束させ、合意形成をサポートする
  • 参加者同士が本音を発散することでアイデアが広がる
  • 結論に対し納得しやすくなる
  • 排他的な空気を作らないように進める

ファシリテーターは、集団活動に参加せず中立的に活動を支援する立場で、問題解決、アイデア創造、教育、学習など、あらゆる知識創造活動を支援し促進していきます

松本屋では広義に捉え、特定の目的などで集まった2名以上の集団に対して、目的に向かうための意図合わせや合意形成、行動促進のための動機付けや体験学習の企画から実施まで広範にわたる直接的ではなく間接的な支援活動を行っています。

松本屋の物語

アジャイルコーチングと時を同じくして2000年初頭から実践的に学びを深めてきました。書籍やWeb記事とは別に、実際に自分が関わる仕事の中で、会議のファシリテーション、システム開発チームのファシリテーション、コミュニティ活動の中でのファシリテーションなど多岐にわたります。

特に、アジャイルプロセスの中で「プロジェクト・ファシリテーション」という活動を積極的かつ精力的に実践し、PFP(Project Facilitation Project)というコミュニティや、自身で「プロジェクト・ファシリテーション協会」という任意団体を設立し、数年にわたって活動を行ってきました。(現在は解散)

また、2008年から内閣府主催の国際交流事業であるNPOマネジメントフォーラムにおいて、3か国3分野(青少年育成分野、障害者分野、高齢者分野)の海外招聘青年と日本参加青年における、3日間にわたるディスカッションプログラムの企画から実施をファシリテーターとして実践、その後も10回(他の事情などで関われない年もあり)に渡り継続的にファシリテーターとして実施しています。

松本屋のサービス

プロジェクト・ファシリテーション

プロジェクト形式で活動を行うプロジェクトチームに対して、チームビルディングやコミュニケーション教育、コーチングなど、そのチームを観察し必要な支援を実施します。
アジャイルコーチとして支援する際は、コーチとしての側面とファシリテーターとしての側面で支援します。

会議ファシリテーション

会社の中の会議にとどまらず、様々な分野で会議のファシリテーターとして支援します。

ファシリテーション研修

特にファシリテーションに重要な観点である「場(ば)」に着目し、どのように「場」を感じ見極めてファシリテーションを行うのかなど、ファシリテーターに重要な心構えやスキルについて研修を行います。研修は基本的に個別にプログラムを検討してご提供する形となりますので、まずはお問い合わせください。

その他・補足など

まずは、お気軽にご相談ください。
ファシリテーションについて聞きたいというところからでも、お話をさせていただきます。